役立つ大工・DIYコラム

増改築でバリアフリーにする場合のポイントとは

増改築で必要となる箇所について

増改築を行う場合に、一緒にバリアフリーに対応した工事を計画する場合があります。バリアフリーとは、現在住んでいるお年寄りや、将来にわたって高年齢となった場合に、移動などが快適に行うことができるようにする内容のことを指します。一般的に行われている内容としては、軽微なものとしては手摺の設置やセンサーライトの設置などを上げることができますが、増改築を行う場合にはある程度の工期や費用を計上することが可能となるために、浴室を対応したタイプのものに交換することや、トイレの拡張、また、必要となる出入り口の拡張や段差の解消を行うことができることになります。

増改築は、通常、工務店や大工さんに依頼をすることで工事が行われることが多く、ここでは細かな注文に対しても対応をしてくれます。そのために、依頼をする場合には、自分の要望はもちろんのこと、分からないことがあった場合には遠慮をせずに聞くことが満足のいく仕上げに結びつけることができます。業者は、例えば、バリアフリーに使用する機材や機種、また、設置や工事に関しての多くの知識を持っており、どれが最適な方法となるのかに関しても丁寧なアドバイスで応えてくれます。

増改築で行う場合の注意点とは

工事の依頼をする場合にはいくつかの注意点があり、まず、1つ目としては、事前調査の依頼と打合せを十分に行うことがあります。増改築の場合には、ある程度の積算はできるものの解体後、下地の腐食や構造面に関しても想定外の内容が出てくる場合が多く、特に、依頼をする住宅が古い場合などには注意が必要になります。

次に、工事中にバリアフリーへの変更を行う場合があります。一般的な工事では、概ね、床までの解体を伴うことは少なく、通常は間取りの変更による改築や増築が多く行われます。また、柱を抜いて行う場合においても部屋の拡張などを目的として行われることが多いために、他の部屋への影響は少ない場合があります。しかし、バリアフリーの場合には床をフラットにしたり、例えば、トイレや、浴室といったその部分のみの拡張を行わなければならない場合も多くあります。その場合には、工事としては大掛かりとなり、最終的には関係する部分は全て撤去を行った上で工事を進めた方が人件費的には安くすることができ、でき具合に関してもきれいに収めることができるようになります。費用に関しては、途中で依頼をする場合にはできるだけおおまかな金額を聞いた上で行う必要があり、書面等で残しておくことも後々のトラブルを避けるために大切なことになります。

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