大工ブログ
- 投稿日:2015年7月11日
- 投稿者:daikuya

栗東市K様邸のシロアリ防除の作業です。
新しく床下に施工する木材にも薬剤を吹き付けてもらいます。
もちろん蟻の被害がみられた大引と根太は新しく取り替えます。
防虫防腐剤が加圧された大引を使用し、更に薬剤を吹き付けてもらうという徹底ぶりです。
床の工事(フローリングの張替えなど)はとても多い工事ですが、築数十年という建物でもシロアリが全くいない場合もあれば、築十年未満で床下の土台や根太がスカスカに喰われてしまっている場合もあります。
シロアリ駆除専門業者は大抵は薬剤による防除処理だけで木材の交換まではしてくれませんので被害が大きい場合は工事業者とのコラボレーションが必要不可欠となります。
- 投稿日:2015年6月29日
- 投稿者:daikuya
栗東市K様邸全面改装工事着工しました。
中古物件をご購入され全面改装します。
まずは解体工事です。

今回は全面改装なのでお引越しされる前にキッチン、浴槽、トイレはもちろんの事、リビングや2階の床、壁、天井もそのほとんどを解体してしまいます。
解体後、防蟻処理をし、下地作りから大工工事の出番です。
工事完了まで約2ヶ月間、これからが本番の夏の暑さに負けないようがんばります!
- 投稿日:2015年6月1日
- 投稿者:daikuya

瓦の劣化が原因で雨漏れしている屋根に応急措置でトラックシートをかけました。

大きさもぴったりです。ワイヤーと金具でしっかりと固定し、めくれないようにします。
一般のブルーシートに比べトラックシートは生地が分厚く強いのでそう簡単には破れたりはしません。
施工後はピタッと雨漏れがなくなりました。
- 投稿日:2015年5月15日
- 投稿者:daikuya
東近江市で屋根裏収納の工事をさせていただいております。

天井に階段の開口をあけ屋根裏にコンパネを張ります。
5月半ばですがやはり屋根裏となると相当な暑さです。
天井と壁の部分に断熱材が必要ですね。

蓋の部分にクロスを張って完成です。
工事期間は2日間でした。
- 投稿日:2015年4月28日
- 投稿者:daikuya

滋賀県甲賀市にて造作カウンター&クロス(壁紙)張り工事をしています。
今回はお客様にご用意いただいた輸入品のクロスを職人さんにお願いして張っていただきました。
クロスの幅が国産の約半分、ステップの柄合わせも必要ですので普通のクロスより大変だったかと思います。
しかし張り上がるとやっぱりカッコイイ!
壁紙ひとつで部屋の雰囲気が一気に変わりました。
- 投稿日:2015年4月9日
- 投稿者:daikuya

今日は雨漏れ天井の張替え工事です。解体前はこんな感じですが、

天井を抜くと雰囲気がガラリと変わります。
これはこれで美しいですが今回は同じように新しい天井材を張り復旧します。
- 投稿日:2015年3月16日
- 投稿者:daikuya
3月に入り突き刺さるような寒さもなくなり、心地よく仕事ができています。この時期が1年で1番作業がはかどります。
さて、最近は30年来の付き合いがある方(小学生かそれ以上)の要請で日野町の工場現場に入り浸っています。

鉄骨の建物の天井に軽天下地をして断熱材を入れます。ここまでは友人のお仕事(鍛冶屋さん)

これにひたすら天井材をビス留めしていきます。
仕事としては超が付くほど簡単です。簡単ですが量が多い。それと床から4mはある天井もあります。
でもしかし、気心しれた古い友人と一緒に仕事ができるということ。
これほど嬉しいことはありません。これほど楽しい仕事はありません。
また呼んでくれないかな~!
- 投稿日:2015年2月17日
- 投稿者:daikuya
最近の新築住宅の躯体(柱や梁など)はプレカットという工場で加工されてきた木材を現場で組むのが主流です。
むしろこの方が確実で、ミリ単位の狂いもなく組み上がりますし、上棟もだいたい1日で終わるのでコスト面でも有利です。

こちらはウッドワンのジュピーノというシリーズの階段です。
これも1階から2階の階高と踏面の奥行きから算出されたプレカット材を組むだけで階段が仕上がってしまいます。
文面だけみると素人にもできそうな感じに見えますがそんなことはないです!
プレカット品でも細かな計算と繊細な技術がないと綺麗には仕上がりません。
新築もそうですが、特に増築は今でも手刻みで建てることもありますが、やはりコスト面や工期短縮を考えると、躯体にも階段にもプレカット技術は今の時代なくてはならないものだと思います。
- 投稿日:2015年2月8日
- 投稿者:daikuya
先日、大津市にて屋根と雨樋の点検をしてほしいとのご依頼を頂きました。
二連梯子で大屋根、下屋ともに点検、傷んだ箇所の補修(コーキング等)をしました。


屋根材(スレート瓦)の塗装、もしくは葺き替えの時期かと思いますが、もう少し見送りたいというお客様の意向で最小限の補修工事になりました。
寄せ棟の板金の笠木の釘が殆ど浮いて抜けていました。
雨樋も、大屋根、下屋ともにかなりのゴミがたまって機能していない状態でした。
その他、一部サイディングの目地の切れなどの補修をさせて頂きました。
屋根の上などの高所の点検、補修はDIYではなかなかできないと思います。大掛かりな工事の予定がなくても、こういった作業のご依頼もよくさせて頂いております。
今回は大屋根、下屋ともの点検、板金等の補修、コーキング
雨樋掃除、雨樋腕金補強、勾配調整等
作業日数は1日。工事費は32,400円でした。
- 投稿日:2015年1月26日
- 投稿者:daikuya
新築はもちろん、増築にもなくてはならない大工道具と言えばもちろん風防下げ振りです。(それだけじゃありませんが・・・)
風防下げ振りとは建物の柱や壁などの建ち(垂直)を出すために必ず使う道具です。
コンプレッサー、釘打ち機などのエアーツール。丸ノコやインパクトドライバーなどの電気工具などは使う頻度が多いので買い替えのサイクルも早いですが、風防下げ振りのような使用頻度が比較的少ないものは当然壊れることもめったにありません。

このように柱に合わせて垂直になるように建物を起こします。
真っ直ぐ起きるように屋越しで調整して筋交いで固めます。
今回この現場になくてはならない風防下げ振りたるものを10年ぶりに新調しました。
約3万円ほどの代物です。(大工道具はなにかと高価です。)
まだ現場にはおろしていませんがまず上棟日におろす事になるので間違いなく大安吉日でしょう。
新しい道具は大安におろすという信条はありませんが多分道具もその方が喜んでくれるかな?